9月5日にサステナブル3賞受賞記念講演会を開催しました!(伊藤聡子さま、浜松市長・中野祐介さま登壇)
サステナブル3賞受賞記念講演会を9/5(金)に開催しました!
当日は台風接近の影響で一時は開催が危ぶまれましたが、天候が小康状態となったため対面とZoomのハイブリッド形式に切り替えて実施することができました。中野市長のご登壇も予定通り実現し、多くの学びと発見のある貴重な一日となりました。
第一部では、伊藤聡子さまより「浜松を元気にする企業の力~脱炭素と地方創生の最前線~」と題してご講演をいただきました。
伊藤聡子さまからは、世界の企業を取り巻く環境問題の実態や、地方創生の観点からカーボンニュートラルに取り組む必要性、そして「カーボンニュートラルへの取り組みが企業の成長を後押しする」というメッセージをいただきました。
また、海外の先進的な事例を交えながら、脱炭素に取り組まないことのリスクや、持続可能性への姿勢が企業価値を高めることについて学ぶことができました。
特に「SDGsや脱炭素は単なる社会貢献やコスト削減にとどまらず、企業をより強くし、魅力を高めるものである」というお話しは印象的でした。
常盤工業もカーボンニュートラルに力を入れており、「ときポートにおける自然エネルギーを利用したパッシブ型ZEBオフィスの取り組み」が評価され、第13回(令和6年度)カーボンニュートラル賞 中部支部 を受賞しています。今回のご講演はカーボンニュートラルを普及し、地域や企業に広げていく契機となりました。
続いて第二部では中野市長をお招きし、伊藤聡子さまとのクロストークを行いました。
お二人には、「地域と企業で進める脱炭素ビジョン」というタイトルのもと、現役の市長とキャスターそれぞれの目線から地方創生と脱炭素の二つのテーマについて語っていただきました。
掛け合いの中では、「地理的な利便性」「安定した気候」「世界的な企業の存在」といった浜松の魅力が語られ、地方創生としての可能性を再認識する時間となりました。
また、脱炭素社会の実現に向けて日照時間が長い浜松の太陽光や、天竜川の水力発電といった再生可能エネルギー、さらにはモノづくりの力と技術力が脱炭素に取り組む土壌として紹介されました。市としての支援策も含め、浜松が世界をリードする可能性について議論が深まりました。
中野市長による「カーボンニュートラルへの取り組みは、企業の成長、暮らしの質の向上、地域の持続可能性、そして地方創生へつながる」というクロージングには、参加者一同が強く共感しました。
今回の講演会を通じて学んだことを常盤工業としての取り組みにも活かし、地域とともに持続可能な未来を築いてまいります。